日本のリーダー達へ
2020.04.06
残念ながらコロナウィルスが広がり、私達の世界は短い期間で一変してしまいました。1人1人が自分のことのようにこの事態に真剣に向き合わなければ一向に収束には向かわないでしょう。
明日にも緊急事態宣言が発令されるかもしれませんが、その後の世界がどのようになるのか、なかなか想像つきません。
いわゆるロックダウンはできない、とか要請・指示までしかできなく罰則がない、とか盛んに言われていますが、私達がヘアサロンとして仕事を続けていいのかもしくはもうやめるべきなのか、いまいち判断できない。
少し突っ込んで特措法を調べると【施設利用制限:娯楽施設など】として劇場や百貨店と並んで理髪店という文言があります。ただし、建物の床面積1000平方メートル超えのもの、という注意書きもある。
ということはうちみたいな小規模サロンは制限要請の対象にもならないのか・・・うーん。
そもそも【外出自粛】という項目には「生活維持に必要な場合を除き、みだりに外出しないことを「要請」できる」とあります。
これも我々にとっては、サロンを開けるのは生活維持に必要ともとれてしまう。もちろん会社員の人だって、テレワーク以外の人は会社に行くことになるでしょう。
感染を拡大させないためには、大も小もなく、大人子供関係なく一丸となって自粛しないと意味がないと思うんです。最期の判断をそれぞれの立場で各々の解釈に委ねられるのってこれどうする???
だからこそ、こんな時だからこそ、リーダーの存在が何より大事です。一旦全部やめよう!とリーダーが言ってくれれば、きっちりやめます。みんな大きな喪失を抱えても前に踏み出すために一つになれると思うんです。「今は法律とかそんな問題よりも人の命だ!みんな大変だけど、みんなでやめて、そして必ずみんなで復活するぞ!!」って言ってくれないかな。いや言って欲しい。きれいにまとまった事務的なスピーチではなく、自分の言葉で。全員には無理でも、心に訴える言葉の力を感じればそれに触発される人って必ずいるはず。それがうねりになるように、今日明日にでもされるであろう会見を注視したいと思います。
えらそうに申し訳ありませんでした。