炎に魅せられて
2018.11.19
もともと形からはいるんです。
僕を知っている人であれば想像つくとは思いますが。
でもかっこよければ何でもいいとわけでは勿論なくて、僕には僕なりの刺さるポイントみたいなものがあります。
それなりに年齢を経てきたことで、流行、気分、見た目などのナルティシズムなカッコよさから、背景のストーリやー佇まい、使い込まれたものにのみ宿る味みたいなものにだんだん惹かれるようになってきました。
そういった意味ではキャンプというのは、自分色を表現できるナルティシズム的な部分と、熟練し磨き上げていくことで自分自身を進化させていく達成感の同居を感じ、まだ始めたばかりですがこれだけ世の中でブームになっているのもうなずけます。
はじめはモノを集めていく楽しさが第一だと思っていましたが、先日一人でやってみてそこではないんだな、とつくづく思いました。
勿論自分で集めた道具を使って、料理をしたり、テントを設営したり、まったりとビールを飲むのは楽しい。
でもそれ以上に焚火の炎は、ごくごくあったかくて、手をかけてやらないと弱くなったり、風で灰炎をまき散らしたりする。
ただ黙々と焚火台の前で薪をくべる時間は、ひたすら無心で、あったかくて、心地の良い音でした。
この炎の心地良さを求めて、みんな時間をかけて山にはいるのでしょう。道具がどうのはあまり関係ない。うん、はやくその境地にいきたい。
まだまだ初心者ですが、いつか一人で自然生い茂る山にはいり、思いっきり自然に囲まれながらこの炎を経験したいなと思っています。
なんか虫とか大丈夫な気がする。今は。
部員求む。都合があえば是非ご一緒しましょう。